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歯周病予防で認知症予防?お口と脳の関係

2023年7月5日 (水) 14:24

 

こんにちは。院長の宮田です。

7月にはさまざまな風物詩があります。

 

直近でいえば7日の七夕ですが、

皆さんは今までに、

「短冊にどんなどんな願い事をしたか」

思い返したことはありますか?

 

「昔の記憶」を思い出すことは、

脳が活性化し、認知症の予防や

進行の抑制になるそうです。

 

さて、認知症といえば、

実はお口とも深い関係があることを

ご存じでしょうか?

 

 

 

 

■「歯の本数」で認知症リスクが変わる

 

まずひとつ目は、

「残っている歯の本数」との関係です。

 

実は、歯が少ないほど

認知症の発症リスクが上がることが

研究によって明らかになっています。

 

歯が少ないと、噛む回数や、

噛んだ際に脳に送られる刺激が減少します。

 

その結果、脳の働きが低下して、

認知症を引き起こす

きっかけになってしまうのです。

 

 

 

対策として、予防や治療をして

「歯を多く残す」ように努めることが最適ですが、

もし歯を失ってしまった場合でも、

義歯入れ歯を使ってお口の機能を補うことで、

認知症への影響を最小限にすることができます。

 

 

「65歳以上の高齢者のうち、約15%が認知症である」

と言われており、現在発症していない方も、

年齢を重ねていくにつれて、

そのリスクは上がっていきます。

 

「もう手遅れかも」と諦めずに、

しっかりと治療やメインテナンスを受けて

「噛めるお口」を維持しましょう!

 

 

 

 

■「歯周病」が認知症のリスクを高める

 

「歯周病」といえば、むし歯と並んで

皆さんもよく知るお口の病気ですが、

こちらも「認知症」との関わりがあります。

 

まず、歯周病が進行すると、

歯ぐきからの出血が起こります。

 

すると、

その傷口から細菌が入り込んで全身に回り、

脳卒中心臓病糖尿病早産など

幅広く悪影響を及ぼすことがわかっています。

 

そして、こうした影響のひとつ

「認知症」も含まれています。

 

お口から入り込んだ細菌の影響によって、

アルツハイマー型認知症の原因物質が、

脳に多く蓄積されてしまうのです。

 

 

 

 

 

■「健康なお口」で認知症を防ぎましょう!

歯科における認知症予防のポイントは、

・歯を1本でも多く残す

・歯周病の予防と治療を徹底する

この2つです!

 

特に歯周病は、

悪化すれば歯の喪失にも影響を及ぼし、

認知症のリスクがさらに高まります。

 

歯周病は「沈黙の病」と言われるほど

自覚症状が少なく、

気づいたころには悪化していることも

少なくありません。

 

 

少しでも異常を感じたら

早めに歯科を受診するのはもちろんのこと、

日ごろから定期的にメインテナンスなどを受けて、

治療と予防を心がけましょう!

 

 

 

私たちの役目は、お口だけではなく、

皆さまの全身の健康を守れるよう

精一杯サポートすることです!

 

何か気になることやご不安なことがあれば、

いつでもお気軽にご相談ください。

 

 

 

中央歯科医院
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