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お口にも関係する?!骨粗しょう症との意外な関係

2025年11月5日 (水) 11:03

こんにちは。院長の宮田です。

11月も下旬になると、北陸から九州にかけて「寒ブリ」が旬を迎えます。寒ブリは冬の寒さに備えて脂と栄養をたっぷりと蓄えており、旨味はもちろん、健康にもよい食材です。

 

 

 

このブリには、骨を強くするカルシウムやビタミンDが豊富に含まれています。これらの栄養素は、骨の新陳代謝を支える大切な栄養素です。不足すると骨の密度が低下し、その結果、骨粗しょう症の原因になることもあります。

 

骨粗しょう症というと「足腰の病気」という印象を持たれる方が多いかもしれませんが、実はお口の健康にも深く関係しています。

 

 

 

 

骨粗しょう症と歯科ってどんな関係がある?

骨粗しょう症は歯や歯ぐきの土台となり、お口の健康に欠かせないあごの骨にも影響を及ぼします。
中でも、骨粗しょう症との関係が深いのは「歯周病」と抜歯を含む「外科処置」です。

 

 

 

 

骨粗しょう症が招く、歯周病の重症化リスク

歯周病は歯ぐきの腫れや出血だけでなく、炎症が進むとあごの骨を溶かし、最終的に歯が抜けてしまう病気です。
このような「骨を溶かす歯周病」に、「骨をもろくする骨粗しょう症」が合わさると、骨の破壊が加速し、歯を失う危険が一気に高まります。

 

 

 

歯周病は自覚症状がないまま進むことも多いため、骨粗しょう症の診断を受けている方は、特に異常を感じなくても定期的に歯科医院でチェックを受けることが大切です。

 

 

 

 

抜歯・インプラント手術など「外科処置」にも影響が!

さらに、骨粗しょう症の治療で使われるお薬は、抜歯やインプラント手術などの「外科処置」に影響を与えることがあります。

 

 

 

特に「ビスフォスフォネート製剤(BP製剤)」など、骨の吸収を抑えるタイプのお薬では、骨の治りが遅れたり、あごの骨が壊死(えし)する「顎骨壊死(がっこつえし)」という副作用が起きたりすることもあるため、注意が必要です。

 

このようなリスクを避けるためにも、骨粗しょう症を治療中の方は必ずその旨をお伝えください。受診の際は、お薬手帳を持参するとより安心です。

 

 

 

全身とお口は別々のものとつい考えてしまいがちですが、骨粗しょう症の他にも、糖尿病や高血圧、心臓疾患など歯科と深く関わる病気は少なくありません。現在治療中のご病気や服用中のお薬など、気になることがあればお気軽にご相談ください。

 

 

中央歯科医院
〒367-0041 埼玉県本庄市駅南2-15-3
TEL:0495-21-1807
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乳歯の生え変わりトラブル発生!「永久歯の本数」が原因かも?

2025年10月2日 (木) 11:15

こんにちは、院長の宮田です。

秋から冬にかけてりんごが旬を迎えます。りんごは果肉よりも皮に多くの栄養素が含まれていると言われています。皮つきのりんごは歯ごたえが強く、しっかりと歯が揃っていないと丸かじりは難しい食べものでもあります。

 

 

 

歯(永久歯)は通常28本、親知らずを含めると32本ありますが、それよりも多かったり、逆に少なかったりする人も実は少なくありません。特にお子さんでは、生えかわりの時期になっても「乳歯が抜けない」「永久歯がなかなか生えてこない」といった場合に、本数の異常が隠れていることがあります。

 

 

 

 

歯並びの乱れにつながることも…

「過剰歯(かじょうし)」

過剰歯は本来の数より余分にできた永久歯で、上の前歯や下の奥歯に多く発生します。歯が多いのは良いことのようにも思えますが、実際は骨に埋まったままか、歯ぐきから少し出る程度で、きれいに生えることはほとんどありません。

 

 

 

そのため、永久歯が正しく生えるのを邪魔したり、歯の根を傷つけてしまったりと、思わぬトラブルに繋がることがあります。特に上の前歯に過剰歯があると、歯並びの乱れや前歯のすき間が目立つ原因になることもあるため注意が必要です。

 

 

 

 

乳歯がいつまでも残ることも…

「先天性欠如」

先天性欠如は、過剰歯とは反対に本来の数より歯が足りない状態です。日本では10人に1人と比較的多く、前から2番目や5番目の歯に起こりやすいのが特徴です。永久歯が生えてこないため、大人になっても乳歯がそのまま残ることもあります。

 

 

 

しかし、乳歯は永久歯に比べて根が短く弱いため、将来的に抜けてしまうリスクは避けられません。

 

 

 

 

「乳歯が抜けない」

「永久歯が生えてこない」ときには…

乳歯が抜けなかったり、永久歯が生えてこなかったりするのを放っておくと、お口全体の歯並びやかみ合わせに影響を与えてしまうことも。その場合は矯正などの治療方法があります。

 

一方で、歯の数の異常は痛みなどの自覚症状もないため、お子さん自身はもちろん、保護者も気づきにくいのが実情です。そのため、「生え変わりが遅い」「歯並びに違和感がある」といった理由で受診し、初めて診断を受けるケースも少なくありません。

 

したがって、乳歯から永久歯への生えかわりが始まる、6歳前後のタイミングで、一度チェックを受けておくと安心です。

 

 

お子さんの歯の生えかわりや歯並びに不安を感じたら、どうぞお気軽にご相談ください。

 

 

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その磨き方で大丈夫?年齢別・親子で始めるむし歯対策

2025年5月7日 (水) 09:31

こんにちは。院長の宮田です。

5月30日は「ごみゼロの日」です。愛知県豊橋市から広がり、今では全国各地で地域のゴミ拾いなどの美化運動が行われているそうです。

 

 

 

さて、ゴミ拾いで地域をきれいにすることも大切ですが、お口の中をきれいにすることももちろん重要。特に小さなお子さまの場合は、乳幼児期からのケアが将来の健康に大きく影響します。

そこで、今回はお子さまの年齢別に必要となる歯の磨き方についてご紹介します。

 

 

 

 

 0~2歳:歯みがきの第一歩は「慣れること」から

赤ちゃんのお口に可愛い乳歯が生えてきたら、歯みがきトレーニングのスタートです。まずは、清潔な指でお口の中を優しく触わることから始めてみましょう。慣れてきたら、乳歯用のやわらかい歯ブラシで1本ずつ優しく磨いていきます。

 

 

 

この時期の歯みがきは「しっかり磨く」より「慣れる」ことが大切。上手にできたら、思いきり褒めてあげるのがポイントです。嫌がるときは無理をせず、ガーゼでお口を拭いてあげるだけでも構いません。歯みがきが楽しい時間になるように、明るい雰囲気づくりを心がけましょう。

 

 

 

 

 3~5歳:自分で磨く練習&仕上げ磨きを習慣に

この年齢になると、何でも「自分でやってみたい!」という自立心が芽生えてきます。自分で歯ブラシを持ちたがったら、まずは保護者が正しい持ち方と動かし方を見せて、一緒に磨く練習を始めましょう。

 

 

 

ただし、1人ではまだ十分に磨けないため、最後は必ず親御さんが仕上げ磨きを行ってください。特にこの時期は、

・上の前歯の外側

・奥歯のかみ合わせ

・歯と歯の間

がむし歯になりやすいため、重点的に磨くことが大切です。可能であれば、デンタルフロスも取り入れてみましょう。

 

 

 

 

 6~12歳:1人でもしっかり磨ける練習を

6歳を過ぎると乳歯が抜けはじめ、永久歯が生えてきます。この時期からは、1人でもしっかりと磨ける習慣を身につけることが大切。歯ブラシの毛先の当て方を親子で確認しながら、隅々まで丁寧に磨く練習をしましょう。

一方で、生えたばかりの永久歯はむし歯になりやすい状態がしばらく続きます。そのため、磨き残しが無くなるまでは仕上げ磨きを続けるのが望ましいでしょう。市販の「染色液」で磨き残しが無いかチェックすることもおすすめです。

 

 

 

子どもの歯みがきに対しては、「これで本当にいいのだろうか?」と親御さんが不安に感じてしまうことも少なくありません。そんなときは、歯科医院で定期的なチェックを受けるのがおすすめ。年齢やお口の状態にあったアドバイスを受けることで、毎日のケアの質がぐんと高まります。

さらに、小さいうちから歯医者さんに通う習慣をつけておくと、治療が必要になったときにもスムーズに対応できるようになります。ぜひ歯医者さんと二人三脚でお子さまの健やかな成長を見守っていきましょう。

 

 

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