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「傷はぜったい消毒するな」を読みました
2015年1月26日 (月) 17:35
怪我や火傷をしたとき
傷は乾燥させるものと普通思っています
親からもそう教わりましたし 大学でもそう教育されました
しかし著者は傷は消毒してはいけないといいます
傷跡のいわゆる「グジュグジュ」した状態がポイントだと
グジュグジュした湿った状態が治る近道であるし
傷跡が綺麗に治る条件だと述べています
湿った状態は化膿している訳ではなく
そこに傷を治すための物質が含まれている
体の組織をなおす成長因子がグジュグジュした状態の中でやり取りされているそうです
昔 大学院で細胞培養したとき
培養液を通じて細胞同士が
成長因子をやり取りしていることを学びました
それと同じことが体でも起きている
そう考えれば納得できます
著者いわく
傷口をラップのようなもので保湿グジュグジュした状態にする
何度かラップを交換してあげる
消毒することで体を治そうとする成長因子が壊されてしまうのを防ぐようです
でも細菌感染には注意がいるため専門の医療機関で行うべきであるそうです
大変、勉強になった一冊です











