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母校である本庄市立本庄西小学校で授業

2022年2月17日 (木) 15:28

こんにちは。院長の宮田です。

 
IMG_1360 - 宮田博史

2月3日木曜日に母校である本庄市立本庄西小学校で授業を行ってきました。
授業といっても、歯の話ではありません。

 
私の所属する本庄法人会青年部の事業の一環として
税金に関する授業、租税教室を行ってきました。

 
小学校で「租税」と聞くとちょっと驚かれるかもしれませんが、
これからの世代の子どもたちに
税金の意義や役割を理解してもらうことは大切だと思います。

 
肝心の授業内容である「税金」のことは
大人でも知らないことがありますので、
私も授業を行う前に予習をしました。

 
拾ったお金には課税されるとか、宝くじには課税されないとか、
小学生1人あたりには教育費として1か月約8万円の税金が使われている
とか色々と勉強になりました。

 
今回の授業で税金があるから社会のインフラが維持されて、
当たり前の生活を送ることができるのだということを
子供たちにもわかってもらえたかと思います。

 
IMG_1361 - 宮田博史

 

毎日の歯科治療で患者様のお役に立つことはもちろんですが、
地域のためにも色々と頑張っていきたいと思います。

 
まだまだ、オミクロン株の急拡大が心配ですが、
体調を崩さぬよう、くれぐれもお気をつけください。

 

 

中央歯科医院
〒367-0041 埼玉県本庄市駅南2-15-3
TEL:0495-21-1807
URL:http://www.chuo-dental.com/
Googleマップ:https://g.page/r/CUT2UfINpqkFEAE?gm



時間も治療費も倍以上に?!治療の中断リスク

2022年2月2日 (水) 14:47

 

こんにちは。院長の宮田です。

全国的に1月下旬から2月上旬にかけて、

寒さはピークを迎えます。

2月はまだまだ冬の様相が続きますが、

暦の上では『立春』を迎え、

春が始まる月でもあるのです。

 

そのため、立春の前日を

季節の分かれ目(節目)として、

『節分』といいます。

 

そんな節分に縁起をかついで

食される恵方巻ですが、

切り分けたり、食べている途中で

中断したりしてしまうと

「縁起が良くない」とされています。

 

「縁切り」を連想し

「幸福を逃してしまう」

と考えられているのが理由のようです。

 

 

ちなみに、

『中断』が不幸を招くのは、

『歯の治療』も同じ。

 

そこで今回は、

『治療の中断』がもたらす『リスク』について

ご紹介させていただきたいと思います。

 

 

 

 

■「仮歯で中断」は『むし歯再発』のリスク

 

歯の治療では、治療箇所を保護する目的や、

見た目の違和感をなくすために

『仮歯』を製作することがあります。

 

仮歯を入れた際に

「痛くなくなって

見た目も整ったし大丈夫か」

 

と、そのまま治療を

中断してしまう方もいらっしゃいますが、

仮歯というのは

「一時的な使用」を目的としているため

耐久性が低く、そのまま使い続けると

摩耗してしまいます。

 

 

しかも、すぐに取り外せるように

使用する歯科用接着剤も

弱いものが使われています。

 

 

このように、

仮歯は非常にもろい材質で作られているため、

放置すると隙間ができてしまい、

せっかく治療した箇所に再び細菌が入り込み

むし歯が再発してしまうことも。

 

 

 

そうなってしまっては、

いざ治療を再開しようとしても

「続きから」というわけにはいきません。

 

 

本来であれば小さく削るだけで済んだ箇所も、

大きく削り直したり、

つめものを作り直したり、

状態が悪ければ、

神経をとり除かなくてはならない場合もあります。

 

 

 

 

■「歯の根の治療を中断」すると『抜歯』に?!

 

むし歯が進行して

神経(歯の根)まで達してしまうと、

歯を削るだけではなく、

神経をとり除く治療が必要になります。

 

 

そして、神経が入っていた

「根管(こんかん)」と呼ばれる部分には

細菌がまだ残っているため、

根管内を綺麗に掃除し、

薬を詰めやすくするために

形を整えたりする必要があるのです。

 

 

これを「根管治療」といいますが、

もし根管内に細菌を取り残してしまうと、

確実に病気の原因となってしまうため、

複数回に渡りしっかりと

細菌を取り除いていきます。

 

 

ところが神経をとると、

その部分に関しては

痛みを感じることが無くなることから、

自己判断で治療を中断されてしまう方が

いらっしゃいます。

 

 

 

当然、治療の途中では

まだ根管内に細菌が残っているため、

そのまま放置すれば

確実に再感染の原因になります。

 

 

しかも、症状が進むと

抜歯が必要になってしまう可能性が非常に高く、

せっかく残せたはずの歯も失うことになります。

 

 

神経の治療を開始したら、

決して中断せずに最後まで通院をお願いいたします。

 

 

 

 

■「歯周病治療」で『取り除いているのは細菌』

 

歯周病とは、

細菌が「歯ぐきの腫れ」や

「出血」を引き起こし、

最終的に歯を支える骨を溶かして、

歯が抜けてしまう病気。

 

その原因のひとつが『歯石』です。

 

 

歯石とは、歯垢(プラーク)が

だ液中のカルシウムやリンと結びついて

石のように固まってしまった

『細菌の要塞』のようなもの。

 

細菌のかたまりである歯石を放置すれば、

当然ながら歯周病は悪化してしまいます。

 

 

ただのお掃除に見える歯石取りですが、

歯を少しでも長く大切に使うために

とても重要な治療なので、

最後まで治療を続けましょう。

 

 

 

どんな治療も、私たちが

「これで治療は終わりです」

とお伝えするまで、

必ず通院を続けてください。

 

 

中断してしまうと、

「気まずくて通いづらい…」

と感じてしまう方もいらっしゃいますが、

私たち歯科医は、

皆さんの歯を治療して

豊かな人生を送っていただくことが

何よりの望みです。

 

 

治療の経過で気になることがあれば、

皆さんの不安を取り除けるよう

しっかりとお答えさせていただきますので、

いつでもお気兼ねなくお声がけくださいね。

 

 

 

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